さて、今は2022年11月11日。
ドル円はCPIの結果を受けて暴落して140円前半まで一時的に落ち込みました。
しかし、このCPIってここまで動く指標だったのかなと・・・・

事実として大きく動いてしまったので、チャートの形も大きく変わってしまいました。
今どういう形なのか状態を確認してみたいと思います。
総合的な見解
詳細は後述部分を見て頂くとして、とりあえずドル円の現状はこうなっています。

総合的に考えてドル円は中期的に下落していくのかなと考えています。
テクニカル的観点
テクニカル的観点
- レジスタンスライン有効
- トレンドライン乖離
レジスタンスラインが突破されるとしばらく様子見になるでしょうが、レジスタンスラインが有効である前提で考えると、レジスタンスラインにストップがセットできますので、リスクを抑えた戦略が可能になります。
今は価格がトレンドラインから大きく乖離している状態ですので、トレンドラインに寄っていく動きが考えられます。

トレンドラインの角度から考えると、FR38.2で反転する動きになる場合はあと10年くらい掛かる流れになりそうですが、FR61.8ですと、3年前後の動きになりそうです。
ファンダ的観点
ファンダ的観点
- CPI低下
- 米国選挙
- 第三次世界大戦
- 日本政治の腐敗
直感的に分かりにくいから個人的にファンダって嫌いなんですw
今回CPIの結果で大きく下落したのは、これからアメリカ経済が衰退していく可能性が示されたからだと認識していますので、CPIに関してはある程度の見通しは立てられるのではないかなと思います。
米国選挙で乱高下するでしょうし、第三次世界大戦も現実的なものになりつつあります。
統一境界問題ばっかりやってる日本政府とか、増税とか年金減額とか日本の先行きに不安しか感じません。
日本という国はアメリカの従属国のようなものですから、「円」の動きって本当に読みにくいんですよね。
日本の衰退によって円高になることも考えられるし円安になることも考えられるのです。
初動がだましなんて事も大いに考えられますので、やっぱりファンダは嫌いです。
理由1:トレンドラインの乖離
30年間続いたトレンドラインが破られた事により、このトレンドラインの寿命は終わりました。

そして新しいトレンドラインが次のチャートです。

今現在トレンドラインから乖離している状態ですので、教科書的に考えると価格は平均に戻る性質がありますので、トレンドラインに寄せていくと考えられます。
つまり、テクニカル的に考えるとしばらくは下落状態になるのかなと推測できます。
緩やかに下落するのか急激に下落するのかまでは分かりませんが、最近の相場は荒れ気味ですし、戦争や北ミサイルのこともありますので、ファンダ的な要因を考慮すると何が起きてもおかしくない状況です。
理由2:レジスタンス有効説

今回のトレンド最高値が約152円まで上昇したため、従来のレジスタンスラインだった148円を約4円上回りました。
しかし、現段階では従来のレジスタンスラインに抑えられた形になっています。
月足という大きい目線、強力な上昇トレンドの勢いでレジスタンスラインを上回った事実をノイズとして捉えるのが現実的なのかなと思います。
従来のレジスタンスラインが有効だったと仮定すると、約25年効いているレジスタンスラインと言うことになります。
今はまだレジスタンス付近でこの先どうなるのかは分かりませんが、レジスタンスが機能したと考えて良い形になっています。
参考情報:フィボナッチリトレースメント

今回CPIによる下落を受けたことにより、152円まで上昇したトレンドの天井がより明確になりましたので、リトレースメントの信頼度が上がったと考えられます。
総合的な見解
