さて、ドル円が125円を突破してきました。
どこまで上がってどこまで下がるのかそろそろ目安を立てておく必要があります。
今月か来月にトレードを少し再開できそうなので、そのための準備としてシナリオを考えておくことにします。
現在のトレンド
現状多くの人が認識しているチャートはこんな感じになっているはずです。

画像はドル円の月足チャート(2022/4/11)です。
このトレンドがいつから始まっていたのか。
採用するラインによってトレンドの定義は変わってきますが、画像の拡大縮小の関係で引いたこのトレンドラインでは2021年8月からトレンドが始まっています。
急展開を迎えたのが2022年3月で、ロシアとウクライナの戦争がトリガとなったと言われています。
あまりに急展開過ぎて出来レースにしか見えませんが、今までぼんやりとしていて誰も気づいていなかったトレンドラインが「ここにいるよ」と言わんばかりにその姿を現しました。
とにかく戦争が起因となって急激な上昇トレンドの最中である状態です。
あまりに大きい火柱な3月と4月のローソク足が、レジスタンスラインに触れようとしています。
レジスタンスラインとなっているのが2015年6月の125.853円であり、確実にこのラインが意識されることが分かっています。
現段階でドル円はこういう状況だと認識しています。
トリガなど
今回のトリガとなっているロシアとウクライナの戦争はグダグダしています。
世界の話題をコロナから戦争に切り替えようとしているのかその真相は分かりませんが、長期戦にもつれ込みそうな空気感があります。
そもそもこの戦争の原因が何なのかさえ明確にされておらず、何が何だか分からない状態なのではありますが、世界の経済は動いています。
今回の戦争では、アメリカが中立の様なポジションに立っているように見えてしまうのは私だけですかね?
そのせいなのかは分かりませんが、想像していた戦争中の値動きとは異なった動きをしているように見えます。
もうね、アメリカが黒幕だとか生物兵器工場がなんとかとか、実はウクライナは壊されていないとか、陰謀論みたいな話も出てきていて訳が分かりません。
ロシアのルーブルなんて元に戻っていますからね!
何が嫌かって言いますと、これが出来レースである場合ファンダ主体で動いているように見せかけて、実はテクニカルが主体だったという話にもなってきますので、訳が分からないようになってしまうんです。
個人的には出来レースであり、テクニカル主体で動いてくれる方が色々と都合はいいんですがね・・・
レジスタンスタッチまでのシナリオ
とりあえず125円を突破したことですし、レジスタンスラインに触れずに落ちていくことは考えにくいです。
瞬間的にでも一度は必ず狙うべきポイントになるはずです。
そして、今回焦点となっているは2015年6月の高値ですから、約7年抑え込まれてきたラインということです。
来月はセルインメイの月でこのレジスタンスラインが天井になるべきポイントにも見えますし、突破して新しい底になる可能性があるポイントでもあり、とても大事な場面であるわけです。
上昇トレンドがこのまま継続する可能性が非常に高いチャートであり、レジスタンスを抜けてからが本番となる可能性があります。
今まで見たこともないレートになる可能性もありますが、あり得ないことはありえませんので、何が起こってもおかしくありません。
もうね、強烈な円安で海外から観光客を大量に招き入れる作戦にさえ思えてきます。
レジスタンスラインタッチまでは上昇トレンド継続で、タッチ後はどっちかにぶっ飛ぶシナリオが濃厚かなと思っています。
レジスタンスラインまで50PIPS程度ですので、今からは非常に買いづらいですし、上昇の可能性が濃厚なので売りにくいし、様子見のターンではないでしょうか。
個人的にはレジスタンスラインタッチまでは緩やかに上昇する流れで進んででほしいとおもいます。