

・リード文の書き方がわからない
・リード文を書くのに時間がかかる
・リード文の構文を知りたい
リード文がダメな記事は本文まで読まれません。3秒で離脱されます。
検索ユーザーは、検索結果の一覧から記事を開かなければ中身を確認できません。開いた記事がハズレだった場合、他の記事を探さなければいけないので、冒頭の数行で読むかどうかを判断しています。
- 自分に関係する事が書いていなさそう
- 読みにくい、読む気がしない
- ページの表示が遅い
ですので、最初の数行で読者を惹きつけるリード文が本文以上に重要なんです。シンプルで完結で読者に誤解なくわかりやすい印象を与えることが大事です。
この文章もリード文です。ここまでスラスラ読めたのはリード文のテンプレートで作っているからです。



リード文に意味があることはわかったけど、実際どうやって書けばいいの?
このページはリード文の書き方がわからない人でも、簡単にリード文を作れる方法について説明しています。
- リード文の作り方がわかる
- 簡単にリード文が作れるようになる
- 具体的にどんなことを書けばいいのかわかる
本文を読んでもらうためのリード文は本文より重要な役割を持っています。
リード文を使えないブロガーは生き残れません。かならず習得してください。
リード文のテンプレート


このテンプレートを使えば、誰でもリード文を作れるようになります。
長すぎたり読みにくい印象を与えるリード文は離脱に繋がりますので、500~700文字前後でスッキリ構成するのがストレスなく読まれやすいリード文です。
状況に応じてパートを省略しても構いませんが、全てのパートが美味く調和されているほうが良いリード文になります。
本ページのリード文をサンプルに解説します。
1.共感


読者が一番最初に読む文章が「共感」のパートです。圧倒的な味方(仲間)感を出した方が効果的です。
「同じ事で悩んでたからその気持ちわかるよ!」のイメージを与えます。
この部分で、読者が抱えている問題や悩みに直接触れることが重要です。
読者の問題に触れていなければ、読者は自分に関係のない記事と判断して離脱してしまうからです。
ですので、シンプルに問題点を列挙した方がわかりやすくなります。



・吹き出しを使って視覚的に訴えるのも効果的だよ!
2.問題提起


このパートでは、読者の不安を具体的にイメージさせて、不安感を煽ります。
読者の不安をハッキリと「問題だ!」と認識させ、読者に「やっぱりそうか・・・」のイメージを与えます。
不安を煽ることで、読者はその問題を解決したくなりますので、後ろの文章が読まれやすくなります。
3.権威性
読者がこの記事を信用できるかの基準となります。読者を納得させる材料を用意できなければ省略しても構いません。
話題によっては権威性を提示しない方がスムーズなケースも多いですが、ないよりはあった方が良いですし、SEO効果も高いです。ケースバイケースで調整してください。
権威性を提示するにはEEATや実績・エビデンスが重要になります。


この記事の場合ですと、提示できるエビデンスが用意できなかったので、直接読者の心に訴えかける文章を権威性として提示しました。
文章で権威性をだすとすると、作家やライターが有力候補になるでしょうが、私はただのブロガーです。
10年ブログをやっています!だけでは権威性として弱いですし、話の流れが不自然になると思いましたので、簡易的な文章だけにしています。
EEAT
最近のSEOでは「EEAT」が重要視されるようになっておりまして、「どんな人物がその記事を書いたのか?」「信憑性のある記事なのか?」が大事なポイントになっています。
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
ちゃんとした肩書きを明記した方が記事の信頼性が格段に上がりますし、SEO効果も上がります。
要するに経験のある専門家が書いた記事なのか?ということですね。
具体的な権威性のイメージとしては・・・
- ダイエット:ジムインストラクター、ダイエット成功者
- 病気:医者、看護師
- 料理:調理師、シェフ、専業主婦
- 投資:元証券会社、凄腕トレーダー、投資助言業有資格者
素人の場合でも、十分な実績ありと判断することもありますし、必ずしも専門家である必要はありませんが、これからの時代は「立場」も情報の一つとして判断されます。
情報発信者としてのステータス強化として資格取得をする人も多いと聞きます。
ライバルが有資格者になってくると太刀打ちしにくくなってきますので、余裕があれば資格取得も考慮して活動していかないといけませんね。
4.記事の要約


このパートはリード文の中間地点。
ここに至るまで、多少なりとも読者に情報を与えて心を揺さぶっていますので、この記事がどんな内容なのかを整理して読者が求めている内容なのか判断してもらいます。
「こんな話をしりたかったんだよ!」と思ってもらうためです。
5.メリット


メリットというか、ベネフィット(価値)と言った方がいいかもしれません。
この記事では箇条書きで表現しましたが、文章で表現しても構いません。
具体的でわかりやすいメリットであればあるほど効果的です。
読者は、自分にとってプラスになると思わないと真剣に読みませんので、パッと見た印象で読みたいと思って貰えるかどうかが大事ですね。
読者に対してメリットを提示することは、読者に読む意味を与えることと同じ事ですので、絶対書くようにしてください。
6.結論


このパートはリード文の締めくくりです。この記事で何を伝えたいのかを結論づけています。
この記事の例では、リード文が本当に重要である事を念押ししています。
この記事を読んでいる人はリード文の重要性を理解している人であり、リード文を上手に書こうとしている前向きな人ですので、本文を読んでもらうために多くの理由は必要ないと判断しました。
500文字程度のリード文ですので、結論をわざわざ書かなくても良いと判断するなら省略しても構いません。
まとめ
リード文は読者を本文に誘導させることが目的です。
検索ユーザーは、検索結果から開いたページを読むかどうか最初の数行を見て判断しています。
とりあえず開いたページを最後まで読むほど検索ユーザーは暇ではありません。パッと見て読みたい!と思えるリード文が書かれていないと最後まで読まれる事はありません。
その記事の本文が読者にとって100点満点の内容だったとしても読まれません。
本文を読んでもらうためには、リード文は絶対必要なんです。
- 本文へ誘導するためのリード文
- リード文が読まれなければ本文は読まれない
- リード文はテンプレートで簡単に作れる
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