1ドル145円を超えた過度な円安が進む本日、日本政府による為替介入が行われました。
日銀黒田総裁の発言としては「当面金利を引き上げることはない」でしたが、そのあとに円買い介入が行われました。
これらの会見動画です。
為替はこれがあるから怖いですよね・・・・11年前の介入もリアルタイムで見ていましたが、何度見てもぶっ壊れっぷりは半端ないです。
ハイレバだと即死レベルですよね・・・
介入による意図や経緯は信頼のあるサイトをご覧頂くとしまして、当ブログでは違った視点で今回の円買いを受け止めていきたいと思います。
日本政府が許容するドル円のレンジ

さて、本題としましては今回の円買いによって日本の円安円高のレンジが明確になりました。
11年前の1ドル75円、そして今回介入が行われた145円。
これが日本政府として我慢の限界となるレンジとなるわけですね。
どうして介入が行われるのかと言いますと、日本政府としてそれ以上の円安は好ましくないと判断されたからであり、円安の流れを日本のお金を投入してでも円高に矯正する価値があると判断されたからであります。
本当の理由は明らかになることはないでしょうが、考えられる要因としては円安により日本への輸入コストが増大していることにより、あきらかに輸入企業への助けなのでしょうか。
しかし、日本という国は輸出大国でありますので、円高に振れるよりも円安に触れる方が潤う企業も多いのが事実でありますので、今回の円買い介入は個人的にインパクトがありました。
絶妙なタイミングでの介入
憶測ではありますが今回の介入には違和感を感じています。
まず、本日はロシアが30万人の徴兵を募集したニュースが流れておりましたが、このニュースの側面としては第三次世界大戦の可能性が濃厚になったのではないかと言われています。
この件を受けて、ロシア情勢が拗れて最悪のケースも想定すると、これから年末に向けて円高に推移する可能性が高いとと噂され始めた最中に起こった日本政府による円買い介入。
絶妙なタイミング過ぎて逆に違和感しか感じないんですよね。
日本政府の信頼なんてありませんが、日本とロシアによる口裏合わせによって為替介入が行われたとしても不思議ではありません。
統一教会の話だけではありませんが、裏金癒着スパイ疑惑のある議員が多数在籍する日本政府ですので、既に破綻していると言っても過言ではないと思います。
そんな状況下である日本政府を揺さぶり利用して為替操作を行わせた可能性すら考えられるほど個人的に違和感を感じています。
これからの円相場
当面荒れることになるでしょうが、円安の流れは簡単に止められないと思っています。
この先145円付近まで戻ると何度も円買い介入が行われるでしょうし、それを狙って円売りしてくる流れも予想できます。
つまり、141円から145円のレンジ相場が当面続く可能性があるという事ですが、145円には日本政府が待ち構えていますので、一筋縄では突破できないでしょう。
無理をせずレンジを予測して流れについて行く無難なトレードをお勧めします。
みなさんに幸アレ。