
2022/10/21 23:30頃に介入だと思われる値動きがありました。
前回の介入が146円直前で行われており、今回の介入が152円直前で行われています。
前々から日銀は「行きすぎた投機的な動きへの対抗」をアピールしており、ヘッジファンドなどによる投機に対抗する姿勢を見せています。
日銀的には、自然に円安へと移行するのは仕方ないが、投機筋が強引に誘導するのには対抗すると言ったところでしょうか。
つまり、アルゴリズムが調子に乗っていると思える動きをした時が介入のサインなのかもしれません。
アルゴリズム
アルゴリズムとはハゲタカと呼ばれるヘッジファンド側の自動売買プログラムです。
実需経済の値動きをねじ曲げるくらい桁違いの金額で自動売買しているので、その流れには絶対逆らってはいけません。
アルゴリズムのパターンを判断できると、その流れに追従することができるので、トレンドに沿った順張りが行いやすくなります。
アルゴリズムがどのように実装されているのかわかりませんが、連続した値動きを維持するような注文を行っていると考えられますし、ジリジリとつり上げる際に変動幅のようなものを検知して数量の調整を行っているような気がします。
今までの経験上、150円から151円の間に起こったジリ上げはヘッジファンドのアルゴリズムの値動きだと思って問題ないと思います。
確証はありませんし答えが出ることもないでしょうが、経験上アルゴリズムで間違いありません。

また、先日(2022/10/18)あった介入のような変動はアルゴリズムがニュースを誤解読してしまった動きだとも言われていますことから、ニュースなどを解析して注文の判断材料にする仕組みも実装されているのでしょう。

アルゴリズムが動いている値動きなのかそうでないのかは、実際の値動きから不自然さをキャッチすることでしか判断できませんが、アルゴリズムだと判断できる値動きのパターンは覚えておいて損はないと思います。