日銀の円買い介入の効果があってか、円安トレンドは言ったんストップしたように見えますが、長期足でチャートを見ると、まだまだ円安トレンドの真っ最中であることがわかりますので、この先トレンドの方向性だけは見誤らない様にしておかないといけませんね。
とりあえず、一端の天井が確定したということで、2022/11/4時点のドル円週足にフィボナッチリトレースメントを引きました。
始点は今回のトレンドの底値とし、終点はトレンドの天井としています。

この先のトレンドが自然な動きをするのであれば、一番戻る可能性が高い38.2%は確実に通過するポイントとなりますし、反転する可能性が高いポイントでもあります。
ウクライナとロシアの戦争に加え、北朝鮮のミサイルが活発になってきていますので、近い将来本当に戦争が起こるかも知れません。
第三次世界大戦になったとして、ドル円の動きがどうなるのかは想像ができませんが、おそらく円安ドル高に推移するのだろうなと思っています。
戦争がおきたタイミングで介入する余裕があればいいでしょうが、どさくさに紛れて152円の天井を軽く突破していくシナリオも考えられます。
戦争が起きず現状維持するのであれば、38.2%のタッチを目指し、戦争が起きれば高値更新されるというシナリオで私は考えています。
ですので、いったんはトレンドの調整がはいるのかなーという見通しです。