次のような装備品のプロパティ効果を活かすためには、適切なタイミングで装備しておく必要があります。

そのタイミングは大きく分けて3パターンあります。
- 実行時に装備
- 着弾時に装備
- 常時装備
例えば気炎万丈の章。これは❷になります。
いつ装備しておけば良いのか。用語辞典で確認しながら実装するしか方法がありません。
➊実行時に装備
アビリティ発動じに装備しておけばいいので、これは一番シンプルです。
GearSwapのコードでは次のように定義しておけば問題ありません。
-- 即時発動アビリティ 連環計
sets.precast.JA['連環計'] = {
legs="PDパンツ+3"
}
❷着弾時に装備
魔攻装備や強化延長装備などがこのパターンに該当します。
例えば学者の魔攻装備が分かりやすいと思いますので、これで説明します。※関係ない部位は省略してます。
sets.midcast['精霊魔法'] = {
head={ name="PDボード+4", augments={'Enh. "Altruism" and "Focalization"',}},
}
PDボードは精霊魔法でマジックバーストII+4の効果を狙って装備しています。

ただ、気炎万丈の章を使う場合は、ABボネットに着替えた方が強いです。

気炎万丈の章を使わない場合はsets.midcast[‘精霊魔法’]、使う場合は頭をABボネットに切り替える。
その方法がこちらになります。
sets.buff['気炎万丈の章'] = {head="ABボネット+3"}
function job_post_midcast(spell, action, spellMap, eventArgs)
for buff,active in pairs(state.Buff) do
if active and sets.buff[buff] then
equip(sets.buff[buff])
end
end
end
このコードは、有効中のバフに該当する装備を探して着替えるロジックです。
このロジックによって、気炎万丈の章が使われているときはABボネットで精霊魔法を実行して、気炎万丈の章が使われていない時はPDボードで精霊魔法を実行します。
❸常時装備
マナウォールの場合
黒魔道士のマナウォールがわかりやすいと思うのですが、マナウォール中はマナウォール専用の装備に着替えることでほぼ無敵状態になれます。
function job_buff_change(buff, gain)
if buff == "マナウォール" then
if gain or state.Buff["マナウォール"] then
equip(sets.buff['マナウォール'])
disable('feet','back')
else
enable('feet','back')
IdleMelee()
end
end
end
マナウォール中は背と足の装備を無効にしています。精霊魔法を詠唱する場合もこの部位は着替えを行いません。着替えを行うことによってマナウォールの効果が弱まり被弾する可能性があるからです。
机上演習の場合
待機状態の場合にだけ、机上演習効果アップ装備に着替えます。
sets.buff['机上演習'] = {head="ACボード+4",body="PDガウン+3",waist="エンブラサッシュ",}
function customize_idle_set(idleSet)
if state.Buff['机上演習:蓄積中'] then
idleSet = set_combine(idleSet, sets.buff['机上演習'])
end
return idleSet
end
マナウォールと実装方法が違い、待機中にしか着替えません。
disableによって部位を固定していないので、定義したままの装備でアクションを実行してくれて、アクション後はまた机上演習装備に着替えてくれます。
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